新卒専門のキャリアコンサルタントが企業研究について情報を提供致します。

「Ｂ専」「親バカ」などあるように人は夢中になってしまうと、 評価を誤ってしまうことがあります。それは企業研究も同じです。例えば、どうしても自分が働きたい企業は必ずといって「良い面」ばかり見てしまいます。そのため「悪い面」を見ようとしません。毎年、このようなお話をするのですが、 聞こうとしない学生の方がいるくらいです。あなたはどうでしょうか？

少しでもそのようなことを避けるのであれば、 「他の人の意見を聞くこと」が大切です。一番意見を聞いてほしい人は 「志望企業に全く興味がない人」です。 もしくは、全くその企業について知らない人です。そのような人は客観的にあなたが志望している企業を判断できます。その人に対して「入社してやりたいこと」「企業の魅力」など プレゼンテーションしてフィードバックを受けます。時には厳しい意見を受けるかもしれませんが、それが客観的な意見ですので素直に認めましょう。どんな企業でも良い面、悪い面があり、 悪い面があるからこそ、良い面も見えることもあります。あとは自分が良いと思うか、許せると思うのかの問題です 一方的な見方しかしない意見 （良い面しか見ない意見）は説得力に欠けます。客観的に意見を述べましょう。 あなたは客観的に評価できていますか？

運命の人に会ったことがありますか？ほとんどの人が会っていないかもしれません。なぜなら「運命の人を知らないからです」 仮に運命の人が近くにいたとしてもどんな人なのかわからなければわかりません。もしかすると、今日、道端ですれ違った人が運命の人だったかもしれません。運命の人を逃さないためにはどのような人なのかをあらかじめ決める必要があります。例えば、女性の視点から考えると、背がどれくらいなのか、ルックスはどんな感じなのか、声はどのようなトーンなのか、どのような感じなのかを具体的に考えます。あらかじめイメージができていれば、出会った時に見逃すことはありません。運命の人は「あなたにふさわしい企業」 と考えてもよいでしょう。

どのような仕事をしたいのか、どのようなことにやりがいを感じるのか、どのくらい給料がほしいのか、あらかじめ理想の企業をイメージしておくと見逃すことはありません。もしもイメージがなければ、就職活動のイベントに行った時に素通りしてしまうかもしれません。たとえブースに行っても興味がわかず、 すぐに立ち去ってしまうかもしれません。それとは対照的に理想の企業のイメージをはっきりさせておけば見逃すことはありません。そのためにはイベントに参加する前に自己分析をしておきましょう。あなたはイメージがありますか？

ニュースなどで「安定」を求めて 企業選びをしている学生がいるとよく聞きますが、 あなたは「安定」の意味をわかっているでしょうか。 特に人気企業ランキングに惹かれて 就職活動をしている人は「安定」の意味が わかっていないかもしれません。 毎年、就職活動では人気企業ランキングが 発表されますが、常に順位は変動しています。 そして、人気企業ランキングは その年度の学生にとって興味がある 企業のランキングであって、 これからも人気があるとは限りません。 本当に「安定」を求めるのであれば、 「今人気がある、今成功している」のではなく、 「これからも人気がある、これからも成功する」 企業について考えなければなりません。

例えば、人気企業ランキングで １位の企業もあとは下がるだけです。 残念なことにそのようにして慎重に選んだとしても あなたに安定は訪れないかもしれません。 なぜなら、「安定」というは 自分の外に求めては一生得られないからです。 わりやすい例を挙げれば「株価」がそれに当たります。 いくら自分が頑張っても、 株価を安定させることはできません。 もし、あなたが安定を本当に得たいのであれば、 自分がコントロールできるものに注力すべきです。

では、自分が絶対にコントロールできるものとは あなたは何かわかりますか？ それは「自分」です。 つまり、あなたが本当に 安定を得たいのであれば、 自分をコントロールして、 自分の価値を高めるしかありません。 真の安定とは「自分がどこの企業へ行ってもやっていける実力をつけること」です。 そして、どのような企業で 「実力」をつけるのかを考えることが 企業選びで大切なことです。 あなたはどのように選んでいますか？


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Ｑ

「『あなたが今までに一番感銘を受けたSHOWBIZ』ついてA４サイズの用紙の枠内を自由に使ってください。表現方法は自由です。」という課題があるのですが、図やイラストを使ったりしたほうがよいのでしょうか？文章だけではダメなのでしょうか？

Ａ

質問の意図に正しく回答していれば大丈夫ですので「自分の価値観や強みが一番伝わる方法」でお書き下さい。例えば、イラストが苦手なのにあえてイラストを使用して記入する必要はありません。


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