新卒専門のキャリアコンサルタントが就職活動について情報を提供致します。

軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする 「割れ窓理論（ブロークン・ウィンドウ理論）」というものがあります。 アメリカで考案されたものですが、建物の窓が壊れているのを放置すると、 誰も注意を払っていないという象徴になり、 やがて他の窓もまもなく全て壊されるという考え方から名前が付いています。 ニューヨーク市のジュリアー二市長がこの理論を実践し、 落書きなどを徹底的に無くし、 ニューヨークの犯罪率を低下させたという例があります。 少しの傷、ミスが油断につながり、 またミスにつながります。

就職活動で指導していると反省をしない学生がいます。反省をしないので同じミスを何度も繰り返します。 普段できないことは本番もできないように本番でも同じことをする危険があります。常にこのような学生は窓が割れた状態です。一回本気で反省をして、窓を張り替えないといけません。 実際に窓が割れているようなところに行けば、 自分の情けなさが身にしみてくるかもしれません。就職活動には失敗がつきものですが、失敗をしてもいいから二度と同じことをしないこと。反省なくして成長はなく、 就職活動をいくら早く始めても意味がありません。 あなたの窓は割れていますか？

今まで１０００以上の就職活動の質問に答えてきたのですが、 質問はだいたい決まっています。 毎年、同じ質問がされます。 その中でも去年から増えている質問があります。 「選考に落ちたのですが、もう一度受けたいのですができるのでしょうか（問い合わせてもよいのでしょうか）？」 たった数日で企業の選考基準も変わらず、 その人自身も変わることはなかなかありません。 もう一度選考を受けても、受かる可能性は低いでしょう。それよりも企業にご迷惑をおかけします。 諦めずに頑張ろうとする姿勢は素晴らしいですが、 その前に落ちないように努力すべきです。悔いのないように準備をして、就職活動にのぞみましょう。 チャンスは１回しかありません。 自分のこれからがかかっています。 嫌でも気を引き締めなければなりません。

勉強会のブログでインターンシップの説明会でカップル、友達と一緒に行くような人いると聞きましたが 明らかに意識が低いように思われます。就職活動イベント参加すればわかりますが、 たくさんの就活生がいます。そのすべての人が企業をうけ、ライバルと言ってもいいかもしれません。 就職活動という名の「戦場」で戦わなければなりません。 戦場に向かうのに友達や恋人と一緒に行かないのではないでしょうか。 就職活動を始めると決めた時から気を引き締めましょう。 あなたは気を引き締めていますか？

もしも、今、あなたが 着ている服が１万円するとします。 あなたは１万円でその服を 自分で作ることはできるでしょうか？ よほど裁縫が上手な人以外は 自分で作ることはできないでしょう。 たとえ２万円、３万円とお金をかけたとしても 自分で服を作ることはできません。 あなたはその自分で作れない服を たった１万円ですぐに買うことができ、 そして、着ることができます。 でも、その服は一人で作っているわけではなく、 色々な人が携わることで作られています。 仕事の良いところは一人でできないことも みんなで協力し合うことで 大きなことができることです。 このように考えてみると あなたの着ている服はすごいと思えませんか？ 自分ができないことを考えると ありがたみがわかり、謙虚な気持ちになれます。 他の人ができないことを考えても同じです。

先日、新聞に掲載されていましたが、 現在、リストラをされた方はあまり求人がなく、 面接さえ受けることができない状況です。 しかし、新卒の就活生であれば、 そのような方よりもたくさん求人があり、 受けられるチャンスがたくさんあります。 あとは自分が受けようとするかどうかだけです。 「景気が悪いから、就職活動は厳しい」 と言ったところで何も変わらず、 今の状況に感謝すべきなのではないしょうか。 どんなに就職活動が厳しくても、 内定をもらっている人はいます。 そして、そのような人はちゃんと努力した人です。 あなたは感謝していますか？


「お金で買えないものはない」 「人生、お金がすべてじゃない」 このようなお金にまつわる話を聞きますが、 「人」と「お金」は切っても切れない 関係なのかもしれません。 少なくとも２つの意見から 「お金」について意識しているのはわかります。 人は「お金」がかかると真剣になるものです。 例えば、あなたが「無料」でもらったものと あなたがお金を払って購入したものでは どちらを大切に扱うでしょうか？ 極端な例を挙げると、スーパーでもらったレジ袋と あなたが自費で購入したルイヴィトンのバックでは どちらを大切に扱うでしょうか？ もしくは、 他の人からプレゼントされたルイヴィトンのバックと あなたが自費で購入したルイヴィトンのバックでは どちらを大切に扱うでしょうか？ 自分でお金を支払えば支払うほど真剣になります。 もしも、あなたが真剣に就職活動をしていなければ、 「お金」を意識してみると今の状況が改善されるかもしれません。
例えば「無料のセミナー」でもお金（交通費）がかかっています。 セミナー自体は無料でも自分自身は無料でありません。 たとえ「無料のセミナー」に参加していても、 「お金をかけて参加しているのだ」と意識をもちます。 そうすれば、少しは気が引き締まるでしょう。 もっと気を引き締めたいければ、 このように自分に問いかけるのもお勧めです。

「もしも、２万円払ってセミナーに参加している人ならどのような行動を取るだろうか？」

実際に地方からセミナーに参加されている方で これぐらい交通費をかけてる人がいます。 そのため、私のセミナーでは わざわざ遠くから参加される方がいますが、 東京の方と比べると意気込みが違います。 質問の金額を上げれば上げるほど気が引き締まります。

「もしも、１００万円払ってセミナーに参加している人ならどのような行動を取るだろうか？」

すべてお金だけで判断するのはよくありませんが、 気を引き締めるには良い方法です。 もしも、就職活動のセミナーに参加する場合には 無料よりも有料のセミナーに参加しましょう。 セミナ―の運営者側の立場になれば、 わかりやすいかもしれません。 あなたがセミナー運営者で無料セミナーを開くのと 有料セミナーを開くのではどちらが真剣になるでしょうか？ ほとんどの人が有料のセミナーを選ぶかもしれません。 しかし、お金だけで判断するは間違いです。 直接、お客様がお金が頂けなくても、 他からお金を頂くことができれば、 無料も有料のセミナーも真剣さは変わりません。 就職活動セミナーがまさに当てはまります。 就職活動支援会社は無料セミナーを行うことで集客して、 参加した学生を企業に紹介することで利益を得ています。

ただ有料セミナーと無料セミナーには 「決定的な違い」があります。 それは「セミナー参加者」です。 セミナーの質というのは セミナーの内容で決まりません。 セミナーの質＝セミナー内容＋セミナー参加者 明らかに無料セミナーに参加する人と 有料セミナーに参加する人では意識が違います。 さらに金額が大きければ 大きいほどそれは顕著になります。 有料セミナーに行けば、 それだけあなたに刺激を 与えてくれる学生に出会う確率は増えます。 つまり、最大限にセミナー（時間）を 活用することができます。 あなたはどんなセミナーに行っていますか？



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