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よくエントリーシートでは困難なことをどのように乗り越えたのかを問う設問を見かけます。 「人生においての困難な局面は何か。また、それをどのように克服したか」 その企業にエントリーしたい人は ちゃんと回答を記入して提出をします。 空欄で提出をする人を見たことがありません。 そして、回答ができるということは 「困難を乗り越える力」が その人に備わっていることが言えます。 もしも、就職活動に行き詰っていたとしても 就職活動を１つの「困難」として捉えるのならば、 その人は乗り越えられるということです。

よく自己ＰＲを添削していると、このようなキャッチフレーズを見かけます。 「転んでもただでは起きぬ根性があります。」 「私は困難を楽しみながら成長します。」「最後までやりぬく自信」が私の売りです。」 もしも、これが本当であるのなら、 乗り越えられるはずです。 反対に乗り越えられないのであれば、 キャッチフレーズは嘘になります。「今まで乗り越えられたのなら、今回も乗り越えられるはず。」 この気持ちが大切です。そのように思うためには 自分が困難を乗り越えたときのことを思い出し、その「秘訣」を真似するとよいです。

昔、テニスプレイヤーのアンドレ・アガシ選手も このような発想で困難を乗り越えました。 アガシ選手が大スランプに陥っている時、 好調の時のビデオと不調の時のビデオを何度も繰り返し研究したそうです。 そして、「大きな発見」をしました。 好調のときには上を見ながらコートに入ってきているのに、 スランプの時は下を向いてコートに入っていたのです。そこで次の試合から上を向いて、コートに入るようにすると、 スランプから見事に脱出してしまいました。 他にも秘訣はあったかもしれませんが、このように「うまく行ったときにしていたことをすること」、 「考え方や行動を次にも活かすこと」で 同じように良い結果が得られます。 もしも、あなたに困難を乗り越えた経験があるなら、その秘訣を就職活動にも活かしましょう。 あなたは活かしていますか？


自分の価値は自分で決めるものなのですが、 どうしても人は他人の評価が気になります。 それは就職活動も同じです。 例えば、就職活動中に選考に落ち続けてしまうと 学生の方が自信を失うことがよくありますが、 それは他人の評価を気にしているからです。 自分がちゃんと自分を評価していれば、 落ち込む必要なんてありません。 しかし、自信を保ち続けることは なかなか難しいかもしれません。 そこで一番すぐに自信を持てる方法をご紹介します。 それは「自分の成長を確認すること」 自分が成長していることを存分に味わいます。 勉強会のブログにもこのような文章がありました。

「結果を見て落ち込んだり、泣いたり、マイナス思考になったり自分がわからなくなったりします。でも、就活をしていて心から充実しているって思います。きっとそれは自己成長を感じるからです。」

あなたは毎日生きているだけで 成長をしているはずです。 でも、少しずつ成長しているので なかなか気づかないのかもしれません。 そこで気づくために このような質問を自分にしてみましょう。 「１年前の自分が知らないことは何だろうか？」 答えがたくさん出れば出るほど、 あなたは成長することを実感できます。 もしかすると、今、あなたはまわりの人が内定をもらい始め、 まわりの動きが気になっているかもしれません。 でも、他人と比較するのではなく、 昔の自分と比較してみましょう。 きっと自信が戻ってくるはずです。 最後に自己暗示の創始者とも言われる エミール・ク―エの言葉をご紹介します。

「Every day,in every way,I'm getting better and better(毎日、あらゆる面で、私はよくなっている)」

あなたは誰と比較していますか？

先日、テレビでタイガーウッズの 私生活が紹介されていました。 スポーツ界最高額といわれている 年収110億円を稼ぐプロゴルファーが どのような生活をしているか気になるところですが、 意外と質素な生活をしておりました。 そして、タイガーウッズの部屋のボードには、 このようなことが書いてありました。 「チャンピン・オブ・スリープと言うぐらいよく寝る」、 「毎朝5時に起床練習は1日10時間以上行う」、 「ベッドメイキングや車の洗車は自分で行う 食事はなるべく外食をしない」 ゴルフのための生活をしているのがわかります。 普通の人であれば、このような目標を掲げれば、 挫折してしまうかもしれません。 そのため、目標はたくさん作らず、 自分ができそうな目標に絞ることが大切です。

例えば、マリナーズのイチロー選手は 毎朝、「今日はジムに５時に行く」というように その日にやることを１つだけ決めるそうです。 そして、それを必ず実行します。 そうすることで自信が積み重ねられていきます。 あなたが就職活動を始めた時、 やるべきことが多いことが分かりますが、 いきなり、すべてをやろうとするのではなく、 １つ１つ目標を立ててこなしていきましょう。 そうすることでやる気が維持できます。 あなたはどんな目標を立てていますか？

あなたは本気で何かに取り組んだことはあるでしょうか？ 本気で取り組んだ経験がある人なら わかるかと思いますが、 本気で何かに取り組むと、 それ以外のことが気になりません。 そのため、本気で取り組むとは、 「１つのことに集中すること」 と言ってもよいかもしえれません。 以前に、プロゴルファーの片山晋呉さんが このように語っていました。

「爪の先から産毛まで、手のひらのマメもこの手相までも。僕のすべての細胞が上手くなりたいと思ってやっているんですよ」
このような発言からも片山選手がゴルフに 本気で取り組んでいることが伝わってきます。 だからこそ、賞金ランキング１位など 結果を残しているのではないでしょうか。 就職活動も「本気」で取り組んだ人が 自分の望ましい結果を残しています。 しかし、学生の本業は学問（勉強）ですので、 なかなか本気で取り組むことができない環境にあります。

そして、唯一チャンスがあるとすれば、 それは「夏休み」と「春休み」です。 大学が長期間休みになるため、 集中して就職活動に臨めます。 ただ残念なことに本気で 夏休みに取り組める人はあまりいません。 春休みと違って企業の選考が ほとんどないからかもしれません。 少しでも本気で取り組むためには 「目標」を作ることが大切です。 「夏休み中にどのような成果を残すべきなのか」 と自分に問いかけ、それに向かって行動します。 「夏休み中」というように 「期限」をつけるのがポイントです。 そのようにして目標を達成しようと 頑張っているいるうちにあっという間に 夏休みは終わっていることでしょう。 そのように時間の経過も忘れるぐらい取り組むことが 「本気で取り組んでいた」と言えます。 あなたは本気で取り組んでいますか？


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