新卒専門のキャリアコンサルタントが面接の受け答えについて情報を提供致します。

ＫＹという言葉が流行しましたが 「空気を読む」のはなかなか難しいものです。 なぜなら、空気は見えないからです。 そもそも「空気を読む」とは雰囲気を読むというより相手の表情、しぐさ、発言などを読むことだと思います。就職活動の面接でも空気を読むことはとても大切です。

例えば、面接官から 「何か質問はないですか、面接に関係ないこともいいですよ。」 のような質問をされたら、 あなたはどうするでしょうか？この面接官はあなたから何か判断材料を 引き出そうとして質問をしています。もし、面接官があなたに 興味があるのがわかっていれば、 「ただの雑談」はしないでしょう。 空気が読める人であれば、 この質問の意図をくみ取り、 面接官が興味のあるような回答をします。 質問の意図を考えて回答するとコミュニケーションしやすくなります。 また、話している内容だけではなく、 相手のしぐさや表情を察知することも大切です。 あなたは空気を読めますか？

ある学生が会社訪問で社員の方に元気よくあいさつしたところ、そのまわりの社員から睨まれたという話を聞きました。元気よくあいさつすることは大切ですが、 周りの状況を把握することも大切です。つまり、空気を読むことです。人は自分の話しているトーンと 違うトーンで話されると不快に感じることがあります。そうならないように相手の声のトーンに 合わせることをＮＬＰで「ペーシング」といいます。特に難しいことではありません。 すでにあなたは行っているかもしれません。

例えば、「ヒソヒソ話」。 誰かに秘密にしておきたい、 周りに聞かれないようにしたいという時、 小さな声で話しているでしょう。 声のトーンが合っているので相手との距離が近くなり、 好感をもって話すことができます。それだけではなく、秘密の話を２人で共有する連帯感のせいもあります。 面接で話をする際には面接官と同じトーンで話しましょう。 グループディスカッションでも同じです。 一人だけ声のトーンが違うと浮いてしまいます。 あなたは声のトーンを合わせていますか？


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