就職活動がうまくいかない人へ〜就職支援サイト

テレビ東京「カンブリア宮殿」で 雪国まいたけの大平喜信社長が出演されていました。 大平社長は貧しい農家に生まれ、 中卒で働きに出て、雪国まいたけを創業し、 年商２５０億円を誇る企業までにしました。 インタビューアーである村上龍さんが 大平社長にこのような質問をしました。

「アカデミックな経営の勉強はしていないですよね」

大平社長は答えました。

「アカデミックな勉強をやっていないからここまで来れた、学んでいたからできない」

昔、人工的にマイタケを 大量生産することは不可能とされてきたそうです。 もしも、アカデミックな勉強をしていたら、 あまりにも無謀な挑戦だと思い、 途中で諦めてしていたかもしれません。 事業が一番苦しかった時、 大平社長は一カ月の食費は月３０００円、 腐ったモヤシを食べながら仕事をしていました。 普通の人なら諦めてしまいます。 何も知識がなく、事業の可能性を 信じ続けられたからこそ今の会社があります。 既成概念にとらわれないからこそ、 常識を破ることができるのです。

世の中に知らなくてもいいことは たくさんあるのではないでしょうか？ 例えば、エントリーシートの事例。 事例を参考にして作成していたとしたら、 それ以外の書き方（可能性）について 考えることを止めてしまいます。 また、事例を真似して書いていたとしたら、 事例のレベルを超えることはありません。 ものまね芸人が本人を超えられないのと一緒です。

もしも、これから就職活動を始められる方は事例に惑わされず、 就職活動が終わるまで事例を見ないくらいの姿勢で エントリーシートを書いてみましょう。 あなたは事例を見ていますか？