就職活動がうまくいかない人へ〜就職支援サイト

日々の心がけのことを 昔の人は「日用心法」と 言っていたそうなのですが、 興味深い「日用心法」を発見しました。

●日用心法 　

一、毎日の飲食を適正にやっているか。 　
二、毎晩良く寝れるか。 　
三、自分の身心に影響を与えるような悪習慣はないか。 　
四、適当な運動をしているか。 　
五、日常生活上の出来事に一喜一憂しやくないか。 　
六、精神動揺があっても、仕事は平常通り続けえるか。 　
七、毎日の仕事に自分を打ち込んでいるか。 　
八、自分は仕事にどれだけ有能か、自分は仕事に適するか。 　
九、現在の仕事は、自分の生涯の仕事とするに足りたるか。 　
十、仮に自分の仕事が自分に合わぬ、自分の生活が退屈あるとすれば、自分の満足は何によって得るか。 　
十一、自分が絶えず追求する明確の問題をもっているか。 　
十二、自分は人に対して親切、誠実か。 　
十三、自分は人格向上に資するような教養に努めているか。 　
十四、特に何か知識技術を修めているか。 　
十五、自分は何か信仰・信念・哲学を持っているか。 　

（安岡正篤著「一日一言」より）

どれも当たり前のことばかりなのですが、 どれ１つとして欠けてもいけないように感じます。 例えば、適度な運動、適正な飲食、 質の良い睡眠ができていなければ、健康の状態が悪く、仕事に打ち込めません。 もしかすると、この順番は 仕事において必要な順に 並べているのかもしれません。 まだ仕事の経験がないあなたにとって六以降の項目を考えるのは難しいかもしれません。 しかし、少し言い方を変えるだけで 就職活動にも応用ができそうです。

「毎日打ち込める仕事だろうか」
「自分の生涯の仕事とできるだろうか」
「仕事に自分が絶えず追求する明確の問題があるだろうか」

仕事をしてから考え始めるより 仕事を始める前から、つまり、就職活動中に考えたほうが 時間の無駄がなくよいはずです。 ただ、当たり前のことを 当たり前にするのは難しいので、 毎日意識することが大切なのではないでしょうか。あなたは当たり前にできていますか？