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強みになっていない〜間違いだらけの自己PR例
強みを理解していない自己PR。
【自己PR例】
@競争心を持ち自分を成長させることです。
私は飲食店で接客のアルバイトをしています。アルバイトを始めたは頃は与えられたこと仕事をこなすだけで精一杯でした。次第に仕事にも慣れはじめた頃からお店で自分を認められたいという気持ちからお店のホールリーダーに負けないくらい仕事をしようと競争の意識を持つようになりました。A常にリーダーのアドバイスや動きを見ながら自分に何が足りないのかを考えて、その人の良い部分見つけてはどんどん自分に吸収していくようなりました。それからは自分の今までの考え方が変わったりと成長を感じることができました。これからも常に誰かを目指しながら自分を高めていきます。 (WEBより抜粋)
【コメント】
@「自分を成長させること」は強みとは言えないのではないでしょうか。「競争心」でとどめておいたほうがよいでしょう。
Aただエピソードを記述しているだけで強みとつながってきません。「競争の意識」を持ってどのように仕事に取り組まれたのかを具体的に書きましょう。そのために背景の説明を生薬したほうが良いです。
例)お店のホールリーダーに負けないくらい仕事をしようと飲食店のアルバイトを頑張りました。(具体例)
【自己PR】
私の強みは、責任感が強い事と向上心がある事です。ファミリーレストランのアルバイトで宅配を担当しています。お客様のお家に商品を運ぶ時は、笑顔とリピーターを増やす事を心がけています。笑顔で接客することにより、お客様も笑顔になるという事がわかり、相手に好印象を与え、自分を覚えてもらえることがわかりました。そして、メニューを渡し、今の一押しの商品の説明をして、今後も利用してもらえるようにしています。その結果、私が行く新規のお客様の所はほとんどの方がリピーターになってもらっています。
私以外の従業員がお客様の所に商品を持っていくと、「今日、吉田君は?」と聞かれると、従業員の方に報告してもらえます。しかも、店舗内で、新規のお客様は私が優先的に行くように任され、売り上げに貢献致しました。この経験から、社会に出てからも与えられた仕事以上の事を意識し、生かしていきたいと思います。
【コメント】
「向上心」がありそうなのは伝わりますが「責任感」があるのがつ渡ってきませんでした。強みを再考する、もしくは、「責任感」を感じさせるエピソードを書きましょう。
例)
「お金をいただくからには期待以上の仕事をしたい」その想いから、2つのことを意識して取り組みました。
(具体例)
「笑顔に関する発見」は自分の体験にもとづいて説明されており、素晴らしいです。
【自己PR】
@私の長所は持久力のある根気です。スケジュール管理が得意で自分が立てたそれぞれの目標に向け継続的に努力することができます。専門学校へ入学後、最も多い月で1ヵ月に5科目の検定がありました。数ヵ月前からペース配分を考え、持続的に勉強を重ねた結果、5科目すべて合格することができました。Aまた、高校生の頃にレストランでのアルバイト経験があります。そこでは常に正しい優先順位のつけ方や良い接客が求められました。ウェディングも承る企業だったため忙しく、上司から注意を受けることもしばしばありましたが、効率良く仕事をする方法や接客について学ぶことができました。今後は目標に向け進化し続ける社会人になりたいです。(WEBより抜粋)
【コメント】
@スケジュール管理、根気、2つ強みが書いてあり、どれが強みなのかわかりませんでした。1つに絞りましょう。もしくは、「根気を維持するのにスケジュール管理を大切にしている」といった流れで書いてあるとわかりやすいです。
A勉強、アルバイトのエピソードが書いてあることから抽象的になっていて、強みが伝わりづらくなっています。例えば、勉強であれば、どんな試験にチャレンジしていたのか、どのゆにペース配分していたのかなど書いたほうが良いでしょう。
【自己PR】
私は「責任感」のある人です。
飲食店で2年間アルバイトをしています。アルバイトを始めた当初、ホール業務である注文、料理運び、レジ打ちをすれば良いと考えていました。しかし、アルバイトを始めて半年ほど経った時、お客様に料理に入っている食材について聞かれ、ほとんど答えられませんでした。その時初めて「もしお客様が食物アレルギーを持っていたら命に関わることもある」ということに気づき、責任を持って働くことの大切さを感じました。それからお客様に安心してお食事をしていただくために、全メニューに入っている食材を覚えようとしました。しかし、メニュー数は50以上あり、食材も多いため、なかなか覚えられませんでした。そこでまかない食を担当することで、実際に作って覚えることにしました。その結果、食材を覚えることができただけでなく、味の説明までできるようになり、お客様に快適にお食事をしていただけるようになりました。
【コメント】
責任感がある人かどうかは相手が決めることですので、「○○人」という表現を避けたほうが良いでしょう。また、エピソードから責任感が伝わってきませんでした。
アルバイトの背景、きっかけ、行動、結果の順に書かれていて、とてもわかりやすいです。あとは強み(エピソードからどのような強みがあるか)を分析しましょう。