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「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」添削例〜説明不足
「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」添削例を紹介。
【学生時代に頑張ったこと】
中学三年生向けに企画した歴史の集団授業です。
私は個別指導のアルバイトで企画班のチーフを務めました。 「生徒の高校合格の力になりたい」という希望から企画書を作ったのが始まりでした。夏休みが始まり企画書が通ると同時に家と教室を往復する生活が始まりました。宣伝広告、経費の換算、テキストなど運営は社員の手を借りず、全て企画班の手で行いました。
「やる以上、必ず成功させる。」本格的な内容に関するミーティングは通常の授業が終わってから日付が変わるまで続きました。これまでぎくしゃくしていた仲間との関係も急激に埋まり始め互いのメールの回数も多くなりました。 結果として集団授業に参加した生徒の全員が志望校に合格することができました。
仲間と協力し、0からの企画を中心となって成功させることができる力が私にはあります。(WEBより抜粋)
【コメント】
「」を使用する場合、「。」は必要ありません。
「やる以上、必ず成功させる。」⇒「やる以上、必ず成功させる」
とても具体的に書かれていて、わかりやすいのですが、説明不足なところが数か所ほど見られます。
@夏休みが始まり
いつ授業を開始する予定で頑張っていたのでしょうか
A本格的な内容
本格的な内容とは?
B互いのメールの回数も多くなりました
何のメールを送っていたのか?
【自己PR】
私は問題点を把握し、解決提案を行います。
私はアルバイトでクレーム処理を担当しました。1日200人以上来店されるお客様には日々異なるクレームがありました。例えば『スタッフの態度が悪い』です。私はそのスタッフを呼び出して、意見を聞きました。スタッフ同士の連携ミスで仕事量が増えるために接客態度が悪くなったとのことでした。
そこで私は自分で見本を見せようと考えました。1スタッフとして仕事の容量を自ら指し示す事で、スタッフに学んでほしかったのです。私は他人に任せるよりも自分が人一倍働き、うまくまとまる事を望んでいました。その姿勢を示すことでスタッフ同士の連携や、回転率の上昇が見られました。 その姿勢が社員や他のスタッフ認められて今の立場にいるのです。(WEBより抜粋)
【コメント】
「私」という言葉が多いこと、「他人に任せるよりも自分が人一倍働き」といった表現から自己中心的な印象を受けます。少しでも印象を良くするために「私」という言葉の使用を減らしましょう。
例)
私は問題点を把握し、解決提案を行います。
1日200人以上来店する○○のアルバイトではクレーム処理を担当しました。お客様には日々異なるクレームがあり、一番問題となったのが『スタッフの態度が悪いこと』です。・・・
お手本を見せることで、連係ミスが減るというつながりがよくわかりませんでした。姿勢を示すことで、どのような影響があったのか説明を入れたほうが良いでしょう。