間違いだらけの自己ＰＲ

その企業でなければならない理由（志望理由）が書かれていない。業界の志望動機になっている志望動機。

【志望動機（生命保険）】

私は人の為に働きたいという志から、人の生涯とそのご家族の生活まで密着してサポート出来る生命保険に魅力を感じました。 御社は全国一千万名以上のお客様からご支持されていると言う点に、生命保険業界が飽和状態の時代においても本当に多くてのお客様とご家族のトータルサポート出来ると感じ、御社の一員として全国の方を幸せにしたいと私は強く思い入社を志望致しました。

生命保険に対し、まだまだ不透明さを感じる方が私の親も含め沢山いらっしゃるのが現状です。ですから、そのような方にも生命保険の大切さをご理解いただきお求めいただけるよう、私は御社でしっかりと学び、実際お客様と触れ合う中でお客様一人一人、その時その時のニーズに合わプランをご提供し、支えて行きたいと志します。 （WEBより抜粋）

【コメント】

（生命保険）業界の志望動機になっています。そのためどの企業にも当てはまり、誰でも書けてしまいます。

そうならにように、どうしてその企業でなけらばならないのか（規模以外の理由）、どうして人の生涯（家族の生活）を支えたいのかを考えて書きましょう。

さらに現在、どのようなニーズがあるかを考え、具体的なプランを提案しても良いでしょう。それが人のために役立つものであればあるほど想い（入社意欲）が伝わります。


【志望動機（銀行）】

銀行の業務は、人が勝負の仕事だと考えます。お客様にとっては行員1人1人が銀行の顔であり、お客様とのふれあいを通して信頼をいただくためには、金融商品や業務に関する知識はもちろん、自分という人間の価値を高めていく必要があると考えます。より良いサービスを提供するため、またお客様の要望に更なる提案を持って応えるために、持ち前の向上心を生かし持続的に努力できると考え、貴行を志望しました。（190字　WEBより抜粋）

【コメント】

銀行の業務を解説、自分の考えを主張しているだけで志望動機になっていません。今のままでは銀行（業界）の志望動機になっていますので、その企業への志望理由（どうしてその企業を受けたのか）を書きましょう。

また、そのような環境の中でどのような仕事をしたいのか具体的に書いたほうがよいです。例えば、「より良いサービスをするために何をしたいのか」考えるのも良いでしょう。