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楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方ブック指数 byヤングキャリアコンサルタント
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相手に考えさせる
講師である自分があまりしゃべらずに、
受講者側に考えてもらう時間やディスカッションを
してもらう時間を長くとる講座のときほど、
アンケートの満足度が高くなるのです
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楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方)
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ただ聞いているよりも
自分で考えたほうが頭に残ります。
だからこそ、聞いている側の満足度も
高くなるのではないでしょうか。
講座に限らず、面談でも質問するなどして
相手に考えさせるようにしてもよいでしょう。
あなたは考えさせていますか?
楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方
□ポストイット枚数:15枚
□ページ数:285ページ
□ブック指数:0.78
ブック指数とは1ページ当たりの価値を表し、感動して貼ったポストイットの枚数2乗÷ページ数で算出しております。1以上だと読む価値がある可能性が高いです。
■目次
START 視点獲得―「視点」というアイテムを手に入れる;
1 価値伝達―今ある価値をうまく伝えることで伸びる;
2 価値創造―新たな価値を創り出すことで伸びる;
3 チーム化―チームが強くなることで伸びる;
4 志・理念―時代の潮流を見据えつつ志を練ることで伸びる;GOAL 成長法則―五つの壁を突破して伸びる
■著者
仲山 進也 (ナカヤマ シンヤ)
楽天株式会社楽天大学学長。仲山考材株式会社代表取締役。1973年北海道生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。シャープ株式会社を経て、1999年に社員約20名の楽天株式会社へ移籍。楽天の初代ECコンサルタント9人の1人となる。2000年に「楽天大学」を設立、楽天市場出店者30,000社の成長パートナーとして活動中。2007年に楽天で唯一のフェロー風正社員となる。2008年に創業した仲山考材株式会社では、メーリングリスト型のビジネス頭トレーニングプログラム「私塾主宰者養成考座」を主宰、志と伝道スキルを併せ持つ「私塾士型ファシリテーター」の育成に注力している
楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方 オススメの言葉
ネットの地図から考える「視点・視野・視座」
お店のページを見て売上予想をする際の視点は、大きく分けて次の3つです。ひとけ、ものけ、とんがり
「ひとけ」は「お店にお客さんがたくさん入っている感じ」売れるネットショップを例にすれば、ページに「販売実績1万個突破」「昨年ご利用いただいたお客様は2万6270人」「月間アクセス55万ページビュー」「メルマガ会員20万人」「レビュー数1万件突破」「先週の売れ筋ランキングトップ30」「当店の商品がブレイク中と雑誌で取り上げられました」
「売上=集客×接客」とすることで、考える切り口で二つに増えます。
「短期⇔中長期」「売り上げ⇔コスト」「結果⇔プロセス」「スピード⇔品質」「自分の利益⇔相手の利益」などの表裏一体になっている
複数通りの解釈ができちゃう表現はNG
講座開発するときのポイントも「この話は中学生に説明してもわかってもらえるか?」です
5大コスト お金(経済的コスト) 時間(時間的コスト) 労力・手間(肉体的コスト) 考えること(頭脳的コスト) 気を遣うこと(精神的コスト)
講師である自分があまりしゃべらずに、受講者側に考えてもらう時間やディスカッションをしてもらう時間を長くとる講座のときほど、アンケートの満足度が高くなるのです
人間というのは「得をしたい」という欲求よりも「現状の苦痛から逃れたい」という欲求を優先してしまう生き物だからです
私はメールの署名に、楽天大学のURLを載せる際、「一人で悩んでいませんか?」というキャッチコピー(ダメ出し型&ギャップ型)を1行だけ添えていたことがあります
「納豆=大豆×納豆菌」
「プりクラ=スピード写真×落書き×シール」
「カップラーメン=インスタントラーメン×器」
「おサイフケータイ=電子マネー×携帯電話」
「メルマガ=愛情×手紙×インターネット」
山頂に砂を押しつけて積んでいくと、一瞬、記録を更新するけれどすぐ崩れる。
視野を広げてから山頂に砂を積むと、時間がかかるけれど崩れないし、高い山になる
「それはちょうどいい!」は自分を「1・1」の状態にするモチベーションコントロールのマジックワードです。