ＷＥＢ内定塾〜１分で読める就職活動のハナシ

私は自己分析セミナーで 「良い質問をすれば良いことしか考えられない」 と発言することがあります。例えば、私があなたに 「あなたが楽しかったことは何ですか？」 と問いかければ、あなたは 楽しかったことしか考えられません。 決して辛いことを考えることないでしょう。 当たり前のことですが、反対に 「あなたのダメなところは何ですか？」 と問いかければ、あなたは 自分のダメだったことしか考えられません。 できれば、自分にとって よい問いかけをしたほうがよいでしょう。

よく「若い人は考える力がない」と言われることがありますが 「質問する力がない」と置き換えることもできます。 あなたが考える時には頭の中で 「一度」自分に問いかけてから 答えを導き出しているはずだからです。 あなたがこれから学校へ向かうとして 「どの服を着ようか？」 「今は何時だろうか？」 など無意識に問いかけているはずです。 しかし、そのような簡単な問いかけでは なかなか質問する力（考える力）はつきません。 質問する力をつけるには なるべく深い問いかけをすることが大切です。

一番簡単な方法は「疑うこと」。 人に何か言われたときに疑ってみることです。 特に常識と思われていることを疑うとよいです 「自己分析って本当にすべきなのだろうか」 「エントリーシートの正しい書き方なんてあるのか」 普段から疑うことを心がけていると、 自然と自分に問いかける力、 つまり、考える力が身につきます。 あなたは疑っていますか？