ＷＥＢ内定塾〜１分で読める就職活動のハナシ

よく、学生の方から 自己ＰＲなど聞いていると、 「私は負けず嫌いです」 と聞くことがあります。その話を伺うたびに 「誰が一番負けず嫌いなのだろうか」 と思うことがあります。 まず、本当に負けず嫌いであれば、 容易く負けてはいけません。 「負けず嫌い」と言っているのに、 「目標を諦めた経験」「妥協をした経験」 があってはいけません。 しかし、「負けず嫌い」とアピールする 学生の方から今までの経験を聞いていると それらのエピソードがたくさん出てきます。 とても説得力に欠けます。

あるトーク番組で 北京パラリンピックの車いすテニス競技で 金メダルを獲得した国枝選手が インタビューア―を受けていたときのこと。 「100連勝したのはなぜですか？」 と聞かれたときに、国枝選手は 「負けず嫌い」 と答えていました。 とても説得力があります。 公式戦のシングルス連勝記録が 100に達した人は今までにいません。 さらに国枝選手は世界ランク1位です。 誰にも負けたことがなく、１番。 これほど説得力がある材料はありません。 もしも、あなたが 「負けず嫌い」だと思っていれば、 「国枝選手より負けず嫌いかどうか」 考えてみるとよいでしょう。

今、この話を聞いていて、 「なるほど」と思った人は 負けず嫌いではありません。 「それでも自分の方が負けず嫌い」 「腹が立つ」 と思った人こそ、負けず嫌いです。 上には上がいますので、 よく考えてからアピールしましょう。 あなたは負けず嫌いですか？