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内定の常識 就職活動前に知っておきたかった52のこと

当たり前だけどなかなかできない、「就職活動前に知っておきたいこと」を紹介。習得することで志望企業に内定をもらえる自分になれます。

【読者の声】

「もっと早く知ることができればよかったです」
「違いを知るだけで充実した就職活動ができるのでは」


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面接対策〜時事問題に答えるために

時事問題はどこまで知っておけばよいのでしょうか?もしくは、どこをチェックすればよいでしょうか?」

面接セミナーで学生の方から 「時事問題」に関する質問を受けました。 最初、私はどうしてそのような 質問をするのかわかりませんでした。 そのため「理由」を尋ねました。

「どうしてそこまでして時事問題をチェックしようと思うのですか?」
「面接で『自分の知らないニュース』について聞かれることもあるのではないかと思いまして」

いくら時事問題をチェックしても 予想が当たることはないでしょう。 そもそも面接官から全く面接と関係ない 「時事問題」を指定して質問することは ほとんどありません。 もしも、学生が回答したからといって 面接官にとって得られるものは少ないはず。 「臨機応変に対応できるかどうかぐらい」でしょうか。 基本的に面接官は受験者が どのような人なのかを知るために質問をします。 例えば、このような質問はよくあります。

「最近、気になる時事問題(ニュース)はありますか?」

この場合、受験者の回答によって どのようなことに関心がある人なのか、 価値観などがわかります。 意識して時事問題をチェックするのであれば、 志望企業の業界に関するニュースをチェックするべきです。 例えば、あなたが出版社を受験するとして、面接官から 「電子書籍が普及していますが、紙の本がなくなるかどうか」 というような質問はされます。 時事問題のような自分以外の質問をされた場合の あなたの答え方を数式で表現するとこうなります。

「情報(面接官の質問)×自分の情報=自分の回答」

意見を述べるためには頭の中で面接官から与えられた情報と それに関する情報を組み合わせて考えます。 もしも、自分の情報がゼロ、つまり、何も知らなければ、 自分の回答はゼロになり質問に回答できません。 「アイデアは組み合わせることで生まれる」 ともいわれ、自分の回答をするには相手の情報と 自分の情報を組み合わせる必要があります。

もしも、あなたがあまり知らない 時事問題について質問をされた場合。 面接官から与えられる限られた情報をもとに 自分の知識を組み合わせて回答するかが大切になります。 もしも、スムーズに答えられるようになるためには、 日ごろから組み合わせる訓練をすることです。

例えば、時事問題をチェックする際に 「自分ならどうするか」「自分はこう思う」など ただ読むのではなく「自分」も参加しながら読みます。 それを繰り返すことで「知識(情報)」も増え、 組み合わせる力も磨かれます。 つまり、少しでも知っている時事問題であれば、 自信を持って答えられるようになります。 あなたは答えられますか?


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