ＷＥＢ内定塾〜１分で読める就職活動のハナシ

ある教育番組でワタミの渡邊社長と中学生が ２日間にわたり、ディスカッションをしていました。 その１日目のカリキュラムが終了すると、 渡邊社長は中学生に課題をだしました。 「自分が亡くなるまでの自分史を書いてください」 ２日目、中学生は悩みながらも 自分史を書いてきました。 ひとりずつ自分史を発表したのですが、 ワタミの渡邊社長はその中の 男子中学生の発表を絶賛しました。 「他の分野で成功するかもしれない」 さて、どのような内容だったのでしょうか。 簡単に書くとこのようになります。

２３歳　UFC（格闘技団体）でデビュー、初勝利
２５歳　きれいな白人の奥さんと結婚
２７歳　UFCでタイトルを獲得、リング上でベルトと息子を掲げる
３５歳　初めて試合で敗北 ４１歳　負け癖がつく
４３歳　引退
４６歳　妻と険悪になるが、２ヶ月後よりを戻す
７２歳　病気で入院、笑顔で亡くなる

とても想像力があるように思えますが、 何よりよかったのが、とても具体的であること。 これから何をすべきか、とても明確です。 この発表を聞いていたまわりの中学生も とても興味を持って聞いていました。 それは自分史の内容だけではなく、 発表した学生がとても楽しそうに 話していたからだと思いました。

自己分析セミナーや模擬面接でも 自分のこれから、仕事でやりたいことを 語っていただくことがありますが、 なかなか楽しそうに話せる人はいません。 そのような姿を見るたびに、 「本当にやりたいのか」と疑ってしまいます。 私だけにかぎらず採用担当者も信用できないでしょう。 エントリーシートでは 志望動機、入社後について書く機会があります。 あなたは楽しみながら書いているでしょうか？ もしも、楽しみながら書いていないのであれば、 「本当にそれでいいのか」「受けるべきか」考えてみましょう。 あなたは楽しんで書いていますか？