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内定の常識 就職活動前に知っておきたかった52のこと

当たり前だけどなかなかできない、「就職活動前に知っておきたいこと」を紹介。習得することで志望企業に内定をもらえる自分になれます。

【読者の声】

「もっと早く知ることができればよかったです」
「違いを知るだけで充実した就職活動ができるのでは」


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エントリーシート対策〜ストーリーで書く

就職活動ではあなたに仕事の実績がないため 採用担当者に可能性を感じさせることが大切です。 仕事ができるかどうかではなく、 仕事ができそうかどうか。 「可能性」という言葉は 「伸びしろ」と言い換えることもできます。 あなたは自分にどれだけ伸びしろがあるかどうか 採用担当者にわかりやすく伝えなければなりません。 例えば、エントリーシートの場合。 よくエントリーシートのアドバイスとして 「ストーリーをつけて書いたほうがいい」 と言われることがあります。

例) 【学生時代頑張ってきたこと】

「飲食店のアルバイトでオープンスタッフの「接客リーダー」として働き、目標であった『クレーム0』を達成したことです。そのためには周囲から頼りにされる力を身に付けるため、他店に出向きお客様目線で接客を学んだり、中国地方で1番忙しい店舗で修行をすることにより接客の質を高めました。また、食事会やボーリング大会を開くことでスタッフの親睦を深め、チームワークが発揮できる環境を心掛けました。その結果、オープン当日はたくさんの方々に来て頂きましたが目標を達成しました」

この回答ではお店がオープンするまでの 流れ(自分がしてきたこと)を書いています。 しかし、どれだけ伸びしろがあるか なかなか見えてきません。 自分のレベル(状態)がほぼ一定だからです。 例えば、このように書いたらどうでしょうか。

【学生時代頑張ってきたこと】

「飲食店のアルバイトで接客リーダーとして『クレーム0』を達成したことです。オープンスタッフとして働き始め、最初は何をしてよいかわからずまわりに迷惑をかけてばかりいました。しかし、少しでも経験を積もうと他店に出向いて接客を学んだり、中国地方で1番忙しい店舗で修行をすることにより接客の質を高めました。アルバイトを開始してから1年後、「接客リーダー」に任命されました。それからは接客に磨きをかけるだけではなく、チームワークが発揮できる環境を心掛けました。スタッフの親睦を深めるためにそのために食事会やボーリング大会を開くこともあります。その結果、「クレーム0」という目標を達成し、連続記録を更新中です」

全くの未経験者からリーダーになることで、 伸びしろがわかりやすくなります。 ストーリーをつけて書くためには最も簡単な方法は 「困難だったこと」について書くことです。 今回の事例でいえば、 「アルバイト初心者(経験がないこと)」が 困難だったこと。 困難だったことが困難であるほど、 あなたの伸びしろ、つまり、 可能性が伝わりやすくなります。 あなたはストーリーで書いていますか?


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