就職活動質問集〜素朴な疑問がいっぱい

Q:面接対策は何をすればよいのでしょうか？

A:基本的に面接ではエントリーシート（履歴書）に書かれてあることをもとに質問されます。エントリーシートの設問について聞かれたときに、すぐに答えられるように準備しましょう。また、「入社して何がやりたいか」「弊社の欠点は」といった定番の質問（受かる！面接力養成シート参照）についても答えられるようにしておくとよいです。結局、自分と企業についてどれだけ把握しているかが大切となってきます。


Q：面接室に入るときにノックをすると思うのですが、知り合いの方から「ノック２回はトイレを連想させてダメだ」と言われました。本当なのでしょうか？
　
A:日本のビジネスマナーでは「３回が良い」と言われることが多いです。しかし、２回ノックしたからといってそれが採否をわけることはありません。ノックの回数を気にする面接官は少ないのではないでしょうか。もしも、不安であれば「３回ノック」をしましょう。


Q:面接の際に「あなたの夢は何ですか？」と聞かれたときにビジネス視点で回答しなければならないのか？

A:何のために面接を受けているのかを考えるとわかりやすいですが、ビジネス視点で回答したほうがよいです。


Q:面接官から「自信がなさそうに話している」と言われましたが、どのようにしてそのように思われるかがわかりません。

A:実際の面接を見ていないので詳しくは述べられませんが、面接官の方は声の大きさ、表情、話の間、視線などで判断したのかもしれません。たいてい自分にとって想定外の質問をされて、不安になりながら話していることが多いです。そうならないためには質問を想定して話す内容を整理することが大切です。


Q:最終面接に進めたことがありません。どうしたらよいでしょうか？

A:面接が進むにつれてハードルも高くなってきます。特に最終面接前となると「本当に入社意欲があるかどうか」「実際に働けそうかどうか」など見られます。今までの面接をふりかえり、本当に面接官とコミュニケーションができていたのかを検証しましょう。もしもやりとりが思い出せなければ反省していない証拠です。問題を改善しないまま活動を続けても同じ結果になってしまうため、必ず面接後に反省しましょう。


Q:面接でうまくしゃべれるか不安なのですが、どうすればよいのでしょうか？

A:面接で上手に話そうとする必要はありません。そのような意識があればあるほど緊張してしまいます。相手に聞かれたことに対して答えられれば十分です。


Q:最終面接から「２週間以内に結論を出す」と言われていたのですが、その後、返事を延長する旨の連絡が来ました。待っているだけでは不安なのですが、メールでアピールをしたほうがよいのでしょうか？

A:他の候補者と比べて、内定を出すかどうか迷っているかもしれません。もしも、何もしないで後悔するようであればメールを送りましょう。何もしなければ結果は変わりませんが「熱意」を伝えれば結果が変わる可能性はあります。しかし、あまり期待しないようにしましょう。


Q:面接はどのような流れで行われるのでしょうか？

A:受付で自己紹介をして要件を述べると、控え室に通され、自分の順番になるまで待ちます。担当者に呼ばれたら面接室へ向かい、入室し、面接を行います。終了すると、退室するという流れになります。


Q:面接官から「熱意が伝わってこない（特に表情）」と言われました。どうすればよいのでしょうか？

A:熱意は意図して伝えられるものではなく、自然と相手に伝わるものです。例えば、自分の頑張ってきたこと、やりたいことを語っていれば、自然と力が入るはずです。今までの面接を振り返り、自分が心から思っていることを話していたかどうか確認してはいかがでしょうか。


Q:面接の第一印象はどこで判断されるのでしょうか？

A:「面接室に入るときのノック」「表情（目）」「姿勢」「身だしなみ」「行動」「雰囲気」などあらゆるところで判断されています。

　
Q:「今までで一番つらかったことはありますか」と聞かれたのですが、今までにそのような経験がなく「ありません」と答えました。　回答としてよかったのでしょうか？　

A:本当にないのであれば無理に回答を考える必要がありません。しかし、面接はコミュニケーションをする場であるため、「辛いことは思い浮かばないのですが、悲しい出来事ならあります」と機転を利かせることができればよかったかもしれません。