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相手に伝わる自己PRの書き方〜就職活動質問
「私は自分自身に与えられた物事を責任を持って一生懸命やり遂げようとする意志の強さを持っています。大学生活では勉強とアルバイトの両立を目標とし、たくさんの人と関わりながら多くの経験が得られるようにと思い、今までいくつものアルバイトをしてきました。しかし勉強をするチャンスを親に与えてもらったので、勉強が自分に与えられた一番の課題だと思い、今までの大学生活を欠席・遅刻などすることなくその二つの両立を実現してきました」
自己PRを添削していると、 よく見かけるのが「学業とアルバイトの両立」 たいてい2つの問題があります。 まず、「両立」と書いていること。 必ず2つのエピソードを書かなければなりません。 それぞれのエピソードを書く量が限られ、 内容が薄くなってしまいます。
自己PRにかぎらず、伝えたいことは 1つに絞る方が相手に伝わりやすくなります。 次に「当たり前であること」 仕事をすると複数の仕事(プロジェクト)を 同時進行しなければなりません。 2つぐらい同時に進行しているだけで アピールしているようでは、採用担当者に 仕事ができるかどうか心配させてしまいます。 自己PRでは見かけませんが、 例えば「勉強」に絞ったらどうでしょうか。
「渡米後は死ぬほど勉強しました。トイレでも道歩くときも教科書を読み、寝る時間以外は全部勉強に費やしました」
このような自己PRを見たらどう思いますか? 意志が強そうだと思うかもしれません。 この文章には続きがあります。
「そんな日々を送るなか、ある日突然、雑誌で見たマイクロプロセッサの写真に衝撃を受けました。人類は脳の働きを超えるかもしれないモノを創造をしたという事実を知り、これからどのように人類社会が発展するかを想像し始めて、おそろしい衝撃を受けたのです。それをきっかけに、その後、1年間で250の発明を考案し、世界初のポケットコンピュータを教授・研究員とともに開発しました。その結果、大学在学中に当時の金額で3億円以上稼ぎました。でも、もっとでかいことをやりたい、と考えて当時の会社は売却して帰国したのです」
「意志の強さ」だけではなく 「向上心があること」も伝わってきます。 もう、あなたは気づいているかもしれません。 これはソフトバンク株式会社代表取締役、 孫正義さんのエピソードです。
中途半端に両立したことをアピールするより、 1つのことに打ち込み続けたことを語るほうが 相手の心に響きやすくなります。 もしも、そのような経験がないのであれば 今から必死に1つのことに取り組みましょう。 それが「勉強」でもかまいません。
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