就職活動質問集〜素朴な疑問がいっぱい

ほとんどの人が就職活動を始めるまで、 やりたいことを真剣に考えたことがないもの。 そのため就職活動中に 本当にやりたいこと（ゴール）を 見つけなければなりません。 しかし、ゴールを設定する際に あなたを邪魔するものがあります。

１）あなたのまわりの人

「有名企業から内定をもらっている」 「もう就職活動を終えている」 など、どうしてもまわりと比較してしまうもの。 しかし、自分は自分です。 他人と比較する必要はありません。

もしも、どうしても気になるのであれば、 就職活動中はまわりの人と 連絡をとらなくてもよいでしょう。 知らなければ比較することはありません。

また、あなたがやりたいことを見つけて 頑張っていると足を引っ張る人もいます。 「あなたには向いていない」 「あなたにはできない」 「無理だよ」「やめておきなよ」 など言われるかもしれません。 たとえ、友達や両親に言われたとしても、 本当かどうか自分で考えましょう。

２）社会の価値観

自分の価値は出身大学、勤務先、 稼ぎなどで決まるわけではありません。 しかし、学生の方の中には 「有名企業に入ればすごい」 「就職人気ランキングに入る企業がよい」 と思っている人がいます。

しかし、常に価値観は変化しています。 流行をイメージすれば わかりやすいかもしれません。 就職人気ランキングが 変動していることからもわかります。 まわりがどう思うのかよりも、 自分がどう思うのかを考えるべきです。

３）自分の過去

自分の過去を後悔ばかりすること。 そして、自信がなかなか持てず、 第一歩が踏み出せません。 「もしも、もっと良い大学に入れていたら」 「もしも、早く就職活動を始めていたら」 など後悔しても何も始まりません。

理想の自分はいつも今の自分より幸せなもの。 いくら考えたとしても今の自分は適いません。 変えられない「過去」を考えるより、 変えられる「未来」をどうすべきか 考えたほうがよいでしょう。

毎年、３つのカベを乗り越えられず、 就職活動に苦しむ学生を見かけます。 たとえそれらから逃げたとしても、 満足に就職活動を終えることはできません。

たとえ内定をもらって入社しても 「こんなはずではなかった」 「本当にやりたいことはほかにあったのでは」 と後悔する可能性が高いでしょう。

しかし、諦めずに３つのカベを乗り越えた人は 満足して就職活動を終え、仕事も順調に進みます。 あなたは乗り越えられますか？